心療内科で行われる治療の流れって、どんな感じなの?

まずはカウンセリングから

初診の場合は、まず簡単なカウンセリングを受けることが大半です。身体と心の状態を専門家の方と話し合い、現状の健康状態を観察します。その後、どういった治療方針で進めていくかを病院側と話し合います。

患者さんの性格やストレス原因をチェックすることで、病院側はどんな治療方法が合っているのかを考えてくれます。必ずしも薬を使った治療法だけではなく、患者さんの考え方の癖を少しずつ見直していく「認知療法」という治療方法もあります。カウンセリングは、患者さんの精神状態を見極め、個人の最適な治療方法を見つけるための大切な役割をもっています。

個人に合った薬の処方

抗うつ剤、睡眠薬、抗不安薬など…。精神薬と一括りにしても、実はたくさんの種類があります。患者さんの身体へ負荷がなく、それでいて効果のあるお薬を選定するためには、主治医とのコミュニケーションが必須です。たとえ同じ病名で診断されていても、先生や病院によって処方するお薬は変わってきます。

「薬」と聞くと抵抗感を覚える方も少なくはないと思いますが、用法容量を守り、適正な処方を続けていれば大きな副作用も発生しにくいです。

主治医との話し合いを重ね、薬の種類と治療期間の相談をして治療を進めていくことが大切です。万が一、薬の処方や方針に納得がいかない場合は、セカンドオピニオンを試してみるという選択もあります。心療内科の先生はたくさんおられますので、自分に合った治療法を考えてくれる先生を見つけていきましょう。

心療内科を名古屋駅近くで探してみると徒歩10分以内にクリニックが9か所あります。クリニックの多くがビル内にあるので、人目が気になる方でも楽に通院が出来ます。