心療内科の役割とは何か
うつ病などの精神的な疾病を治療する場合に心療内科を利用するケースは多々あります。心療内科とは、その名の通り、心の病を治療するための場所なのですが、精神科が精神疾患を専門に取り扱うのに対し、心療内科では心が身体に及ぼす心身症を主に治療するという点が特徴となっています。この両者は必ずしも二者択一というものではなく、クリニックによっては精神科と心療内科を併設しているところも少なくありません。
薬物治療では何を行うのか
心療内科で行われる治療には薬物療法と精神療法の2つがあります。このうち薬物療法というのは、文字通り、抗うつ薬や抗不安薬といった薬物を使って疾病を治療するものです。治療する疾病によって、使用する薬の種類は多種多様で、場合によっては西洋医学で使われるもの以外に東洋医学で使用される漢方薬のようなものを使用するケースもあります。なお、薬物治療を行う場合には、治療費のほかに薬代が別途必要となる点に注意する必要があります。
精神療法では何を行うのか
精神療法は、患者とのカウンセリングを通じて、患者が抱える心の問題を解消するための治療です。心療内科医が自らカウンセリングを行うケースもありますが、それ以外にエキスパートであるカウンセラーが担当する場合もあります。また。精神療法というとカウンセリングしかないと思われがちですが、実際にはその他に認知行動療法、精神分析、森田療法といった様々な治療法が存在しており、患者の症状によって使い分けられています。
心の病を治すためには心療内科です。心療内科を梅田で見つけるなら、患者さんに寄り添ってくれるところを見つけることが大切です。